ひとつだけ聞きたい

毎日新聞世論調査
9条2項は「陸海空軍その他の戦力を保持しない」などと定めています。変更する必要はあると思いますか、思いませんか。
 →変更すべきだ 男73 女45
 
この73と45に該当する方々は、陸・海・空軍の戦力の中に、ご自分や夫(妻)や父(母)や兄(姉)や弟(妹)や息子(娘)や恋人や友人や親戚は含まれていますか?その覚悟はありますか?・・・国を守るためならば。
それとも、戦力にかかわる対象者は自衛隊他人のみに限定ですか?
聞きたい。聞いてみたい。
世論調査はそこまで深く聞いて欲しい。
 
同じ毎日新聞夕刊。
特集World。憲法草案作りにかかわったベアテ・シロタ・ゴードンさん。余談ですが、谷崎潤一郎細雪」、市川崑監督の映画の冒頭、雪子が出かける先のピアノ演奏家レオ・シロタというのがこの方のお父様なのだとか。リストの再来といわれ、日本の音楽界に多大な貢献をされた方なのだそうだ。いや、知らなかった。ベアテさんは男女平等の草案作りに力を注いだ方。14条、24条。当たり前じゃなかった時代があったのだ。
 
同じ2面の「この人このとき」。渡辺えり子さん。
私はあきらめない、ですって。すてきな人だ。

消えた

書いてたら強制終了。記事が消えた。もう書かない!

と、ヒスを起こしております。
今日は久しぶりに姜尚中。4/16朝日新聞「大人への丸太 たじろがず 渡ってみよう」について。

17歳。私は死の影におびえ、不安におののくことがあった。・・(中略)・・後に高名な心理学者から教わったことだが、当時の私は例えて言えば、深い渓谷に架けられた丸太の上をおずおずと歩いていたことになるようだ。丸太を渡りきれば、「大人」への入り口にたどり着くことになるのだが、人によっては偶然に深い谷間の死の深淵をのぞき見てしまうことがあるらしい。

そうだったのか。わたしも、少女の頃、のぞきみてしまったのか。ヘンなところで共感した。

彼は、「時の痛みとともに永遠の至福が訪れる」ことを信じられるようになったという。彼の痛みは、フランクルの体験に例えられるほどに、絶望的なものであったのかもしれない。私とは比べ物にならないほどに。だからこそ、想像力なのだ。

お母様が今月亡くなられたのだという。おだやかに、安らかに、彼は「きみたち」に丸太を渡ってみよう、と説くのである。丸太を渡った大人としての思いやりを持って!

誰も知らない

 

誰も知らない [DVD]

誰も知らない [DVD]

ようやく見ました。監督:是枝裕和  出演:柳楽優弥

カンヌで賞を取り、キネマ旬報でも、日本映画第一位だった。それに値する作品だと思う。秀逸なのは、やはり、監督のドキュメンタリータッチの演出と、社会への切り口だろうと思う。実際にあった事件が題材だとのこと。たしかに、隣のドア、通りを隔てた向こう、すぐそこに有り得る話なのである。ものすごくとっぴな悲惨な事象のようでいて、実際にものすごく沢山の類似がある。

中国のデモが、貧富の差が目立つ社会の鬱憤の代償行為としての一面もある、といわれている。
貧富の差?本当の豊かさとは・・・?日本における貧困とは?
そんなことも徒然に思う。
日本の空の下でも、子どもたちの力の無い悲鳴が漂っているようだ。

レンタル店にて

借りてきました。
買わなくてごめんなさい!
  一青窈ハナミズキハナミズキ

一青窈 大好きです。メロディーが好き。
そして、何と言っても歌詞がいい。
やさしい言葉だけれど、簡単じゃない。
なつかしさとかなしさとあたたかさ。
独特ないいまわし。
早くになくした両親への想いがモチーフになっている。


 映画「誰も知らない [VHS]」 監督:是枝裕和
これは、映画館でいつも振られ続けていたので、結局ビデオで見ることに。
土日で見ようと思っています。

キャラ立ち

正確な意味はわからないが、多分、キャラクターが際立っているという意味だろう。

ドラえもん」。声優が変わって、新ドラえもんがTVに登場する。主題歌も変わるそうだ。といっても、メロディーは変わらず、歌詞無しの器楽演奏「女子十二学坊」。歌詞は字幕で流すのだそうだ。
 
ドラえもんで連想するのは「ホリエモン」。このネーミングは好印象。Tシャツ姿がキライという人には受け入れられないかな。しかし、ホリエモンという字面が一般的みたいだけど、本来は「ホリえもん」じゃない?ふふ、どうでもいいことですが。くらたまが(漫画家・倉田真由美ですね)、週刊誌で、キャラ立ちではホリエモンに軍配だけど、結婚するなら三木谷さんだそうですが。さて。
 
このくらたま氏、只今真っ最中の補選候補「ヤマタク」についても、キャラ立ちはダントツと評していた。このヤマタク氏、クラタマも言っているが、どうも有権者の声は「女性問題は不問」という傾向にあるようだ。個人的な問題だから、というのが理由なのだが。さて。政治家の「品性」というか、政治以前の問題ではないのか?個人的な問題というより、人間としての品性。日本では、政治家に品性は問わないということなのか!?やれやれ。キャスティングボードを握る、かの「宗教団体」も、ヤマタク支持を決めたそうだ。こういうレベルなのだ!

国政の補選ならば、例えば9条。ヤマタクの主張は周知の通りだが、民主党候補はどうなのだろう?ある小学校の教職員組合(連合。社民系)の集会で、候補者に憲法問題は質問しないことというお達しだそう(新聞報道によると)。やれやれ。ねじれたりくっついたり、反対だったり賛成だったり・・・いやはや何が焦点なんだか???ワタシにはトンとわかりませんが。
 
ということで、女子十二学坊さん。政治の世界は混沌ですが、アニメや音楽や映画など、文化の世界ではいつまでも仲良くしようね♪

景気回復

最近ラジオでコイズミさんの声が流れている。うろ覚えですがこんな感じ。
「必ずや、やり遂げます!」
構造改革
・株価の上昇
不良債権の減少
・企業の収益増加
これによって、必ず、日本の景気は良くなります!!!
 
・・なんだそうだけど、このお方がどちらの方を向いているのかよくわかる。
次々と実現している「増税」だけど、これは、誰が負担しているのか?
「上昇」や「増加」の恩恵は誰が受けるのか?
 
とてもわたしたちに向けてのメッセージとは思えないなあ。
正直ってことかなあ。
ちょっと気になっているラジオメッセージです。