モーターサイクル・ダイアリーズ

見たかった映画の再映を見つけた。
モーターサイクル・ダイアリーズ」。何故見たかったのかは忘れていた。情報を入れずに映画館に飛び込んだので、「はは〜ん、こういう映画だったのね」と、映画を見ながら納得。ゲバラという主人公がチェ・ゲバラのことだとわかったのは最後だったというお間抜けなワタシ。
ああ、とってもすばらしい映画だった。
監督は、やはり大好きな「セントラルステーション」の監督ウォルター・サレス。納得。そしてびっくりしたのが、製作ロバート・レッドフォードというタイトルを見たとき。映画を見ながら、こんなテーマで映画を作ろうと思ったのは一体誰なのだろう?と思っていた。3度びっくり。レッドフォード、ときどき「何?」という作品もあるけれど、うん、好きだなあ。チェ・ゲバラを取り上げたこともすごいし興行的にも成功させるプロデューサーとしての腕もあるのね。
この映画がすばらしいのは、主人公がゲバラと知らなくても、地味な淡々としたストーリー展開であってもひきつけられる中身であること。けど、このストーリー実話なんだろうか。ゲバラって医学生だったの?ハンセン病の医療現場を訪ねるところなんか、日本で今問題になってることとリンクしてて、タイムリーだったな。
この青年の生き方に感動できる日本人がたくさんいることで日本もまだまだ捨てたモンじゃないなと思いましたね。南米は今、政治的にも面白いし、音楽もいいし、要チェックかもね。
  
ついでに三越に寄ってケーキ(生クリームたっぷりの抹茶ロールだ!)を買った。そりゃ、デパートに行ったらケーキの陳列・・・引き付けられるのよね。しょうがないのよね、ダイエット中ということはもちろん棚上げ。5秒迷って、買っちゃいました。今日からまたがんばろう。